「骨盤を骨折したあと、家でやってはいけない動きは?」「いつから立ったり歩いたりしてよいの?」——骨盤骨折は、高齢の方が転倒したときに起こりやすいけがのひとつです。体を支える土台の骨のため、過ごし方や動き方に迷う方が多くいらっしゃいます。
この記事では、骨盤骨折のあと自宅で気をつけたい「やってはいけない動き」と過ごし方のポイントを、理学療法士の視点で整理します。回復には個人差があり、骨折の型や治療法によって注意点は変わります。実際の指示は必ず主治医を優先してください。
あわせて読みたい:大腿骨骨折後の自宅リハビリの進め方 / 圧迫骨折後、やってはいけない動き
骨盤骨折とは・なぜ過ごし方が大切か
骨盤骨折は、脚の付け根から背骨の下を支える「骨盤」の骨折です。高齢の方では、転倒で恥骨(ちこつ)など体重のかかる部分が折れることが多く、ずれの少ないものは安静と荷重制限で経過をみることがあります。骨盤は立つ・歩く・座るの土台となるため、許可された範囲を守って段階的に動くことが大切です。
骨盤骨折でやってはいけない主な動き
以下は一般的に注意が必要とされる動きです。骨折の型や治療で異なるため、あくまで目安としてお読みください。
- 許可が出る前に立つ・体重をかける:荷重制限が出ている間は、指示された範囲を必ず守ります。
- けがをした側の脚に急に力を入れる・ひねる:骨盤に負担がかかりやすい動きです。
- 低い椅子・床から無理に立ち座りする:股関節や骨盤に大きな負担がかかります。
- 重い物を持って動く:体幹と骨盤への負担が増えます。
- 痛みを我慢して段階を飛ばす・再び転倒する:回復に影響します。
骨盤骨折|よくある疑問に短く回答
骨盤骨折でやってはいけない動きは?
許可が出る前に体重をかける、けがをした脚を急にひねる、低い椅子や床から無理に立ち座りするなどは避けたい動作です。制限は主治医の指示に従ってください。
骨盤骨折はいつから歩けますか?
骨折の型・治療法・骨の状態で個人差が大きく、一概には言えません。主治医が許可する荷重の時期に沿って、支えを使いながら段階的に立つ・歩く練習を進めます。
骨盤骨折は手術しないこともありますか?
ずれの少ない骨盤骨折は、安静と荷重制限で経過をみる保存療法になることがあります。ずれが大きい場合は手術になることもあり、判断は主治医が行います。
「うちの場合はどうすれば?」と思ったら
気になる症状やご希望を書いて送るだけで、理学療法士が直接お答えします。ご相談・初回訪問は無料。今すぐ決めなくて大丈夫、質問だけでも歓迎です(無理な勧誘はいたしません)。
自宅での過ごし方の工夫
- 椅子・ベッド・トイレは高めにして、立ち座りの負担を減らす
- 立ち上がり・歩行は手すり・杖・歩行器を活用する
- 寝返りや起き上がりは、体をひねらずゆっくり行う
- 段差の解消・滑り止め・夜間の足元の照明で再転倒を防ぐ
- 骨粗鬆症がある場合は、その治療も主治医と続ける
こんなときは医療機関へ
- 安静にしていても骨盤や脚の強い痛みが続く・急に強くなった
- 脚に力が入らない、しびれる、感覚が鈍い
- 排尿・排便がしにくい、下腹部の張りが強い
- ふくらはぎの痛みや腫れがある
気になる症状は自己判断せず、主治医や医療機関にご相談ください。
退院後の生活の立て直しを支えたい方へ
骨盤骨折のあとは、動く機会が減って体力や足腰が落ちやすく、「また転ばないか」という不安も出やすい時期です。理学療法士がご自宅にうかがう自費の訪問リハビリでは、主治医の指示をふまえ、許可の範囲で立ち上がり・歩行・筋力づくりを一緒に進めます。介護保険のような回数・時間の制限はありません。
初回の訪問・体験は無料です(ご相談・お問い合わせももちろん無料)。気になる症状やご希望を書いて送るだけで、理学療法士が直接お答えします。無理な勧誘はいたしません。
「うちの場合はどうだろう?」と迷ったら
1分でできる必要度チェック(登録不要)→
よくある質問
Q. 骨盤骨折でやってはいけない動きは?
A. 許可が出る前に体重をかける、けがをした脚を急にひねる、低い椅子や床から無理に立ち座りするなどは避けたい動作です。制限は主治医の指示に従ってください。
Q. 骨盤骨折はいつから歩けますか?
A. 骨折の型・治療法・骨の状態で個人差が大きく、一概には言えません。主治医が許可する荷重の時期に沿って、支えを使いながら段階的に立つ・歩く練習を進めます。
Q. 骨盤骨折は手術しないこともありますか?
A. ずれの少ない骨盤骨折は、安静と荷重制限で経過をみる保存療法になることがあります。ずれが大きい場合は手術になることもあり、判断は主治医が行います。
執筆
最終更新:2026年9月27日
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。回復には個人差があり、荷重や動き方の制限は必ず主治医の指示を優先してください。強い痛み・しびれ・排尿排便のトラブルなど気になる症状がある場合は、速やかに医療機関にご相談ください。