はじめに
「一人暮らしなので、退院して家に戻ってから何かあったら…と思うと不安」――独居の方やご家族から、退院前にこうしたご相談をよくいただきます。一人暮らしの退院後は、「すぐに人を呼べない」という点が、ご家族と同居の場合とは違う備えを必要とします。
この記事では、一人暮らしで退院後を安全に過ごすための備えと、一人でも続けられるリハビリの考え方を、理学療法士の立場で解説します。
一人暮らしで優先したい3つのこと
あれもこれもと考えると不安が増すので、まずは次の3点に絞って備えると整理しやすくなります。
- ① 転んでけがをしない(転倒予防)
- ② もしもの時に助けを呼べる(連絡手段)
- ③ 毎日の動作を自分でこなせる(生活動作の自立)
「うちの場合はどうすれば?」と思ったら
気になる症状やご希望を書いて送るだけで、理学療法士が直接お答えします。ご相談・初回訪問は無料。今すぐ決めなくて大丈夫、質問だけでも歓迎です(無理な勧誘はいたしません)。
① 転倒を防ぐ住まいの工夫
独居でとくに怖いのが、転倒して動けなくなり、長時間そのまま発見されない事態です。これを防ぐことが最優先になります。
- よく通る動線(寝室〜トイレ〜玄関)の段差解消・手すり
- 夜間の足元灯・人感センサー照明
- 滑りやすいスリッパをやめ、かかとのある室内履きに
- 電気コード・敷物の端・床の物を片付ける
② もしもの時に助けを呼べるようにする
- 携帯電話・スマホを常に身につける(ポケットや首かけ)。転倒時に手が届きます。
- 自治体や民間の緊急通報装置・見守りサービスを検討する
- ご家族や近所と「毎朝1回連絡」などの定時連絡を決めておく
- 玄関やよく見える場所に、緊急連絡先のメモを貼っておく
③ 一人でも続けられるリハビリ
独居では「見てくれる人がいない」分、安全に・無理なく続けられる運動を選ぶことが大切です。
- 椅子や手すりにつかまって行う運動を基本に(立ち座り・かかと上げ・支えありの片脚立ち)
- 転倒リスクのある支えなしの新しい動作は、一人のときは避ける
- 「テレビを見ながら足踏み」など、生活に組み込める形にすると続きやすい
- カレンダーに○をつけるなど、続いていることを見える化する
「一人で抱えない」ための仕組みづくり
一人暮らしでも、使えるサービスを組み合わせれば負担はぐっと減ります。訪問リハビリ・訪問介護・配食・買い物支援など、定期的に人が来る仕組みは、安全面でも会話の機会としても支えになります。ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談すると、その方に合った組み合わせを整理できます。
Avensでできるサポート
Avensは、理学療法士が運営する自費訪問リハビリサービスです。一人暮らしの方が安心して自宅で過ごせるよう、生活の場でサポートします。
- ご自宅の動線・段差を見ながらの転倒予防と環境調整の提案
- 一人でも安全に続けられる運動メニューの設計
- 立ち座り・歩行など、毎日の生活動作の自立に向けた練習
- 定期訪問による状態の見守りと、ご家族への状況共有
「一人暮らしで退院後が不安」「家族が遠方で頼れない」というご相談を歓迎しています。定期的に専門家が訪れること自体が、独居の方の安心につながります。
注意点
- 転倒して動けないときに備え、連絡手段は必ず身近に置いておく
- めまい・強い倦怠感・食欲不振が続くときは、無理せず医療機関へ連絡を
- 支えなしの不安定な運動は、一人のときは行わない
- 主治医から生活・運動の制限がある場合はその指示が優先です
まとめ・相談案内
一人暮らしの退院後は、①転倒を防ぐ②助けを呼べるようにする③生活動作を自立させるの3点を軸に備えると、不安が整理できます。一人で抱え込まず、使えるサービスを組み合わせて「定期的に人が関わる仕組み」をつくることが、安全と安心の両方につながります。
Avensでは、一人暮らしの方に合わせた環境調整と運動のご相談を受け付けています。LINEから気軽にメッセージをお送りください。
初回の訪問・体験は無料です(ご相談・お問い合わせももちろん無料)。気になる症状やご希望を書いて送るだけで、理学療法士が直接お答えします。無理な勧誘はいたしません。
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執筆
最終更新:2026年6月19日
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。