「お尻から脚にかけてしびれる・痛い」「座っているとつらい」——坐骨神経痛では、こうした症状に悩む方が多くいらっしゃいます。坐骨神経痛は症状の名前で、原因はいくつかあり、原因によって気をつけたい動きも変わります。
この記事では、坐骨神経痛で自宅で気をつけたい「やってはいけない動き」を、理学療法士がわかりやすく整理します。症状の程度や原因には個人差があり、してよい動き・避けたい動きは状態によって変わります。実際の制限は必ず主治医の指示を優先してください。
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なぜ「やってはいけない動き」を知ることが大切なのか
坐骨神経痛は、腰やお尻で神経が刺激されて起こることが多いとされています。姿勢や動作によって症状が強まりやすいため、「どんな動きで悪化しやすいか」を知っておくことが、つらさを避けて過ごす助けになります。
坐骨神経痛でやってはいけない主な動き
以下は一般的に注意が必要とされる動きです。程度は人によって異なりますので、あくまで目安としてお読みください。
- 長時間、同じ姿勢で座り続ける:座位が続くとお尻・脚の症状が強まりやすいです。
- 前かがみ・中腰の作業:腰への負担が大きく、痛みを招きやすい姿勢です。
- 重い物を持ち上げる:腰・お尻に負担がかかり症状を強めることがあります。
- 柔らかすぎるソファに深く沈む:姿勢が崩れ、負担がかかりやすくなります。
- 痛む側にばかり体重をかける:偏った負担は症状を長引かせることがあります。
- 痛みを我慢したストレッチ・運動:強い痛みを超えて動かすのは逆効果のことがあります。
痛みを悪化させない姿勢の工夫
座るときは深く腰かけて背もたれを使い、こまめに立ち上がって姿勢を変えると楽になりやすいです。硬めのいすを選ぶ、長時間の同一姿勢を避ける、といった工夫も役立ちます。自分に合う姿勢や運動は原因によって異なるため、まずは受診して原因を確かめ、専門職と相談しながら進めるのが安心です。
こんなときは医療機関へ
次のような変化があるときは、自己判断で様子を見ず、早めに医療機関へご相談ください。
- 脚の力が入りにくい・つまずくようになった
- しびれの範囲が広がってきた
- 排尿・排便に問題が出てきた(早急に受診)
自宅で安全に進めたい方へ
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よくある質問
Q. 坐骨神経痛は自然に治りますか?
A. 原因によっては時間とともに和らぐこともありますが、原因を確かめて対応することが大切です。強い痛みやしびれが続くときは受診しましょう。
Q. 温めてもいいですか?
A. 慢性的な症状では温めると楽になることもありますが、急に強く痛む時期は避けたほうがよい場合もあります。状態により異なるため、受診時にご相談ください。
執筆
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。