「朝、手がこわばる」「関節が痛くて腫れる」——関節リウマチでは、こうした関節の症状に悩む方が多くいらっしゃいます。関節を守る使い方を知っておくことが、痛みや変形とうまく付き合ううえで役立ちます。
この記事では、関節リウマチで自宅で気をつけたい「やってはいけない動き」を、理学療法士がわかりやすく整理します。症状の程度や原因には個人差があり、してよい動き・避けたい動きは状態によって変わります。実際の制限は必ず主治医の指示を優先してください。
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なぜ気をつけることが大切なのか
関節に炎症があるときに無理な負担をかけると、痛みが強まったり関節の変形につながったりすることがあります。「どんな使い方が関節に負担になりやすいか」を知ることが、関節を守る第一歩です。
関節リウマチでやってはいけない主な動き
以下は一般的に注意が必要とされる動きです。程度は人によって異なりますので、あくまで目安としてお読みください。
- 腫れ・炎症が強い時期に無理に動かす:炎症が強いときの無理は症状を長引かせることがあります。
- 重い物を指先や手首だけで持つ:小さな関節に負担が集中します。
- ぞうきんを強く絞るなど関節をひねる動作:変形を招きやすい手の使い方です。
- 同じ関節に長く負担をかけ続ける:こまめに休むことが大切です。
- 急に激しく動く:関節への衝撃が大きくなります。
- 痛みを我慢して家事や運動を続ける:痛みは「今は負担が大きい」というサインのことがあります。
関節を守る生活の工夫
物を持つときは両手で・大きな関節を使う、瓶のふたはオープナーを使う、といった工夫で関節の負担が減ります。こまめに休憩をとり、腫れや痛みが強い時期は無理をしません。装具(サポーターなど)が役立つこともあります。動かす時期・休む時期の見極めは、主治医や理学療法士と相談しながら進めると安心です。
こんなときは医療機関へ
次のような変化があるときは、自己判断で様子を見ず、早めに医療機関へご相談ください。
- 関節の腫れ・熱・痛みが強くなった
- 関節の変形が進んできた
- 発熱や強い倦怠感を伴う
自宅で安全に進めたい方へ
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よくある質問
Q. 動かしたほうがよいですか、休んだほうがよいですか?
A. 炎症が強い時期は休め、落ち着いた時期は痛くない範囲で動かす、が一般的な目安とされます。時期の見極めが大切なので、専門職に相談しましょう。
Q. 温めるのと冷やすの、どちらがよいですか?
A. 腫れて熱をもつ急な炎症は冷やす、こわばりには温める、が目安とされますが、状態により異なります。受診時に確認すると安心です。
執筆
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。