「最近、歩くとふらつく」「立ち上がったときにくらっとする」——こうしたふらつきは、年齢のせいと見過ごされがちですが、放っておくと転倒につながることもあります。背景にはさまざまな要因があり、原因に合わせて向き合うことが大切です(個人差があります)。
この記事では、高齢の方のふらつきの主な原因と、自宅でできる対策・見直しのポイントを、理学療法士の視点でわかりやすく整理します。
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ふらつきの主な原因
ふらつきにはさまざまな要因が関わります。主なものを簡単に整理します。
- 足腰の筋力・バランスの低下:体を支え、ぐらついたときに立て直す力が落ちると、不安定になりふらつきやすくなります。
- 血圧の変動(立ちくらみ):立ち上がった瞬間に血圧が下がり、脳への血流が一時的に不足して、くらっとすることがあります。
- 内耳など平衡感覚の不調:体の傾きやバランスを感じ取る耳の奥(内耳)の不調で、めまいやふらつきが起こることがあります。
- 薬の影響:血圧の薬や睡眠薬など、種類によってはふらつきが出ることがあります。気になるときは主治医に相談しましょう。
- 体調や脱水:発熱・疲れ・睡眠不足や、水分不足(脱水)でも一時的にふらつくことがあります。
原因によって対応が異なるため、急に強くなった・繰り返す場合は、まず医療機関で原因を確認することが大切です。
自宅でできる対策
バランス・筋力をやさしく保つ運動
手すりや机につかまって行う片脚立ち、立ち座りの練習、かかと上げなどが用いられます。転倒に十分注意し、必ず支えのある安全な環境で、無理のない範囲で行いましょう。
立ち上がり方の工夫
立ちくらみが出やすい方は、急に立たず、いったん座って一呼吸おいてから、ゆっくり立ち上がるようにします。こまめな水分補給も助けになります。
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住まいと生活の見直し
- 段差・滑りやすい床・足元の暗さを見直す
- つかまれる手すりや家具を動線に配置する
- 体調の悪い日や薬を変えた後は、とくに無理をしない
こんなときは医療機関へ
強いめまいや回転する感じ、頭痛・しびれ・ろれつが回らない、繰り返す立ちくらみや失神、転倒を繰り返す——このようなときは、自己判断せず、早めに医療機関にご相談ください。
ご自宅でのリハビリを続けたい方へ
「ふらつきが不安で動くのが怖い」「自分に合った運動を知りたい」——そんなときは、理学療法士がご自宅にうかがう自費の訪問リハビリという選択肢があります。Avensでは、お一人おひとりの状態や生活に合わせて、無理なく続けられる運動と生活の工夫を一緒に組み立て、毎日の暮らしを支えることを目指します。
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よくある質問
Q. ふらつきは運動で対策できますか?
A. 足腰の筋力やバランスの低下が関わる場合は、安全な環境での筋力・バランス運動が助けになることがあります。ただし原因はさまざまですので、急に強くなった・繰り返すときは、まず医療機関で原因を確認しましょう。
Q. 立ちくらみが多いのですが、どうすればいいですか?
A. 急に立たず、座って一呼吸おいてからゆっくり立つ、こまめに水分をとる、といった工夫が役立ちます。繰り返す場合や失神を伴う場合は、医療機関にご相談ください。
執筆
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。