「腕が上がりにくくて服を着るのがつらい」「棚の上の物が取りにくい」——肩が上がりにくいと、毎日の何気ない動作に不便を感じます。肩が上がりにくくなる背景にはさまざまな原因があり、状態によって向き合い方は異なります(個人差があります)。
この記事では、肩が上がりにくいときに日常生活でできる工夫や、無理のない動かし方の考え方を、理学療法士の視点でわかりやすく整理します。
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肩が上がりにくいときに大切なこと
肩が上がりにくい背景には、関節や筋肉の状態、痛み、長く動かさなかったことなど、さまざまな要因が関わります。原因によって適した対応が異なるため、強い痛みやしびれを伴うときは、まず医療機関で状態を確認することが大切です。
痛みが落ち着いている場合は、動かさないままにすると、ますます動きにくくなることがあります。痛みの出ない範囲で、やさしく動かしていくことが助けになります。
自宅でできるやさしい運動
振り子のように腕を動かす運動
体を軽く前に倒し、力を抜いた腕を前後・左右にゆっくり揺らします。肩に力を入れず、痛みの出ない小さな範囲から始めましょう。
肩まわりのストレッチ
反対の手で腕を支えながら、無理のない範囲で動かす、タオルを使って背中で軽く引き合うなどの方法が用いられます。痛みが強いときは中止し、無理をしないことが大切です。
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日常生活での工夫
- かぶりの服より前開きの服にすると、着替えの負担がやわらぐ
- よく使う物は、肩より低い取りやすい位置に置く
- 痛む側をかばいすぎず、できる範囲で日常的に動かす
こんなときは医療機関へ
- 強い痛みで腕がほとんど上がらない、夜間に強く痛む
- 転んだ・ぶつけたあとから急に上がらなくなった
- 腕や手のしびれ、力の入りにくさを伴う
これらは一例です。気になる症状は自己判断せず、医師や医療機関にご相談ください。
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よくある質問
Q. 肩が上がりにくいとき、動かした方がいいですか?安静の方がいいですか?
A. 原因や時期によって異なります。強い痛みがあるときは無理をせず、まず医療機関で状態を確認しましょう。痛みが落ち着いていれば、痛みの出ない範囲でやさしく動かすことが助けになることが多いです。
Q. 自宅でできることはありますか?
A. 振り子のように腕を揺らす運動や、無理のない範囲でのストレッチなどが用いられます。痛みが強いときは中止し、無理をしないことが大切です。個人差がありますので、不安なときは専門職にご相談ください。
執筆
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。