「椅子から立ち上がるのに『よっこいしょ』と手をつくようになった」「ソファやトイレから立ちにくい」——立ち上がりがつらくなるのは、足腰の力やバランスの変化のサインかもしれません。立ち座りは一日に何度も行う動作なので、つらくなると生活全体に影響します。
この記事では、立ち上がりがつらくなる主な原因と、自宅でできる対策の考え方を、理学療法士の視点でわかりやすく整理します。
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立ち上がりがつらくなる主な原因
立ち上がる動作には、いくつかの要素が必要です。どこかが低下するとつらくなります。
- お尻・太ももの筋力低下:体を持ち上げる主な力が弱くなると、手の支えなしでは立ちにくくなります。
- 膝・股関節の動きや痛み:関節が硬い・痛むと、立ち上がりに必要な曲げ伸ばしがしにくくなります。
- バランスの低下:立ち上がる瞬間に体が前後にぐらつき、不安で時間がかかります。
- すばやく力を出す力の低下:立ち上がりには一瞬の踏ん張りも大切で、これが落ちると「よっこいしょ」となりがちです。
膝や腰の痛みが関わっていることもあります。原因に合わせて、少しずつ整えていくことが大切です(個人差があります)。
自宅でできる対策
立ち座りを支える筋力運動
椅子に浅く座り、机や手すりに軽く手を添えて立ち座りを繰り返す練習、あお向けでお尻を持ち上げる運動などが用いられます。痛みの出ない範囲で、無理なく続けましょう。
立ち上がりやすい動き方
立つときは、足を引いて、おじぎをするように上半身を前に倒してから立つと、楽に立ちやすくなります。勢いだけで立とうとせず、安定を確かめながら行いましょう。
「うちの場合はどうすれば?」と思ったら
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生活の工夫
- 椅子・ベッド・便座は低すぎないものを選ぶ(必要なら座面を高くする)
- 立ち上がる場所の近くに、つかまれる手すりや安定した家具を置く
- やわらかすぎるソファは避ける
こんなときは医療機関へ
急に立てなくなった、強い痛みがある、足のしびれや力が入らない、立ち上がり時にめまいや失神がある——このようなときは、自己判断せず、早めに医療機関にご相談ください。
ご自宅でのリハビリを続けたい方へ
「立ち座りを楽にしたい」「自分に合った運動を知りたい」——そんなときは、理学療法士がご自宅にうかがう自費の訪問リハビリという選択肢があります。Avensでは、お一人おひとりの状態や生活に合わせて、無理なく続けられる運動と動き方の工夫を一緒に組み立て、毎日の暮らしを支えることを目指します。
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よくある質問
Q. 立ち上がりを楽にする運動はありますか?
A. 手を添えての立ち座り練習や、お尻・太ももの筋力運動が助けになることがあります。痛みの出ない範囲で無理なく続けることが大切です。個人差がありますので、不安なときは専門職にご相談ください。
Q. 立ち上がるときのコツはありますか?
A. 足を手前に引き、おじぎをするように上半身を前に倒してから立つと、楽に立ちやすくなります。勢いだけで立とうとせず、安定を確かめながら行いましょう。
執筆
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。