「骨がもろくなっていると言われた」「背中が丸くなってきた」——骨粗鬆症では、ちょっとしたことで背骨の圧迫骨折や、転倒による骨折が起こりやすくなるとされています。日常の姿勢や動作に気をつけることが、骨折の予防につながります。
この記事では、骨粗鬆症で自宅で気をつけたい「やってはいけない動き」を、理学療法士がわかりやすく整理します。症状の程度や原因には個人差があり、してよい動き・避けたい動きは状態によって変わります。実際の制限は必ず主治医の指示を優先してください。
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なぜ気をつけることが大切なのか
骨がもろい状態では、前かがみや急なひねり、転倒などで骨折が起こりやすくなります。「どんな動きが骨に負担になりやすいか」を知り、姿勢や環境を整えることが、骨折を防ぐ第一歩になります。
骨粗鬆症でやってはいけない主な動き
以下は一般的に注意が必要とされる動きです。程度は人によって異なりますので、あくまで目安としてお読みください。
- 前かがみで重い物を持ち上げる:背骨に大きな負担がかかり、圧迫骨折のリスクがあります。
- 急に体をひねる:ひねりの力は背骨に負担をかけやすい動きです。
- 背中を丸めた姿勢を続ける:背骨への負担が増え、変形や痛みにつながることがあります。
- 体を強く丸める腹筋運動:背骨に負担がかかりやすく、避けたい運動とされます。
- 転びやすい動作・環境で急ぐ:転倒は骨折の大きな原因です。
- 痛みを我慢して無理に動く:背中・腰の強い痛みは骨折のサインのことがあります。
骨折を防ぐ生活の工夫
物を持つときは背中を丸めず、膝を曲げて体に近づけて持ちます。背筋を伸ばした姿勢を意識し、段差の解消・手すり・明るい足元など転倒予防の環境づくりも大切です。骨を保つための栄養・日光・運動は、主治医や専門職と相談しながら、無理のない範囲で続けましょう。
こんなときは医療機関へ
次のような変化があるときは、自己判断で様子を見ず、早めに医療機関へご相談ください。
- 背中・腰に急な強い痛みが出た(圧迫骨折の可能性)
- 身長が縮んだ・背中の丸みが進んだ
- 転倒したあとの痛みが続く
自宅で安全に進めたい方へ
「どこまで動かしてよいか分からず、こわくて動けない」——そんなときは、専門職と一緒に進めると安心です。Avens(アベンス)は、病院で現役の理学療法士がご自宅にうかがい、主治医の指示をふまえながら、その方に合った動き方を一緒に確認していく自費・保険外の訪問リハビリです。介護保険のような回数・時間の制限はありません。
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よくある質問
Q. 運動はしてもよいですか?
A. 適度な運動は骨や筋力を保つのに役立つとされますが、背骨に負担をかける動きは避けます。どんな運動が向くかは状態により異なるため、専門職に相談すると安心です。
Q. どんな運動がよいですか?
A. 一般には背筋を伸ばして行うウォーキングやバランス運動などが挙げられますが、人によって適した内容は異なります。主治医・理学療法士と相談して選びましょう。
執筆
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。症状には個人差があり、痛み・急な変化・強い不安がある場合は、医師や医療機関にご相談ください。