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自費リハビリ

脳梗塞・脳出血後のリハビリを自宅で続けたい方へ|自費訪問リハビリでできること

はじめに

脳梗塞や脳出血を経験されたあと、「退院はしたけれど、リハビリをこのまま続けられるのか不安」「もっと動けるようになりたいのに、リハビリの回数が足りない」と感じる方やご家族は少なくありません。脳卒中後のリハビリは、退院してからの過ごし方が、その後の生活の質を大きく左右すると言われています。

この記事では、脳梗塞・脳出血後のリハビリの流れを整理しながら、自宅でリハビリを続けるうえでの課題と、自費訪問リハビリでできることを、理学療法士の視点から解説します。脳血管疾患のリハビリは私自身の専門領域のひとつでもあり、退院後に悩まれる方の参考になればと思います。

脳梗塞・脳出血後のリハビリの流れ

脳卒中後のリハビリは、一般的に時期ごとに3つの段階に分けて考えられます。

急性期(発症直後〜数週間)

救急病院などで治療を受けながら、できるだけ早期に体を動かし始める時期です。寝たきりによる体力低下を防ぎ、回復の土台をつくる目的でリハビリが始まります。

回復が進みやすい時期(数週間〜半年程度)

リハビリ病院などで、1日に数時間の集中的なリハビリを行う時期です。麻痺の回復や歩行・日常動作の再獲得が、もっとも進みやすい時期とされています。

生活期(維持期)(退院後〜)

自宅や地域に戻り、回復した機能を維持・向上させながら生活していく時期です。脳卒中の発症後も、適切な運動を継続することで生活機能の改善が期待できると、公的機関でも紹介されています(健康長寿ネット「脳卒中のリハビリテーション」参照)。この生活期こそ、長く向き合っていく大切な時期です。

生活期リハビリの「続けにくさ」という課題

リハビリ病院を退院した後の落差

リハビリ病院では毎日数時間のリハビリが受けられますが、退院するとその頻度は大きく減ります。「あれだけ手厚かったのに、急に手薄になった」と戸惑う方は多く、退院後の数ヶ月でせっかくの回復を維持しきれないことも起こり得ます。

介護保険リハビリだけでは回数が足りないことがある

退院後は介護保険の訪問リハビリや通所リハビリを利用できますが、訪問リハビリは 1回20分・原則週6回まで と上限が定められています(健康長寿ネット「訪問リハビリテーションとは」参照)。脳卒中後で「もっと歩く練習をしたい」「麻痺側をしっかり動かしたい」という方にとっては、回数や時間が物足りなく感じられることがあります。

自主トレーニングを続ける難しさ

自宅での自主トレーニングは大切ですが、「正しくできているか分からない」「ひとりだと続かない」「家族も付き合い方が分からない」という声をよく伺います。脳卒中後は体の状態が一人ひとり大きく異なるため、画一的なメニューでは合わないことも少なくありません。


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自費訪問リハビリで脳卒中後にできること

自費訪問リハビリは、介護保険の上限にとらわれず、ご本人の状態と目標に合わせて時間や内容を組み立てられるのが特徴です。脳卒中後の生活期では、次のようなサポートが考えられます。

麻痺側の機能維持・改善へのアプローチ

麻痺のある手足を、できる範囲で動かし続けることは、機能の維持にとって大切だと考えられています。関節が固まる拘縮や、筋肉が過度に緊張する痙縮を予防しながら、残された機能を活かす練習を、状態に合わせて行います。

歩行・バランス・日常動作の練習

「もう少し長く歩きたい」「ふらつきを減らしたい」「階段を上れるようになりたい」といった具体的な目標に合わせて、歩行やバランス、立ち座りなどの練習を行います。自宅の実際の環境で練習できるのが、訪問リハビリの強みです。

生活動作・趣味への橋渡し

着替え・入浴・調理など、生活に直結する動作の練習や、「また散歩に行きたい」「庭仕事を再開したい」といった目標に向けたサポートも行います。生活のなかで「できること」を少しずつ広げていくことを目指します。

ご家族へのサポート

脳卒中後の生活では、ご家族の関わり方も回復に影響します。介助の方法や、自主トレーニングの付き合い方、声かけのコツなどをお伝えし、ご家族の負担が過度にならないよう一緒に考えます。

自宅でできるセルフケアと注意点

専門家の関わりに加えて、毎日の生活のなかで意識したいことがあります。

  • 動かない時間を減らす:座りっぱなし・寝たきりの時間を減らし、無理のない範囲で体を動かす
  • 麻痺側を生活のなかで使う:可能な範囲で麻痺側の手足を意識して使う機会をつくる
  • 転倒に注意する:脳卒中後はバランスが崩れやすいため、住環境の安全確保が大切
  • 血圧・体調の管理:再発予防のため、主治医の指示に沿った服薬・生活管理を続ける

脳卒中は再発のリスクがある病気です。運動はあくまで主治医の治療方針と並行して行うものであり、自己判断で運動量を増やしすぎないことが大切です。

こんな方に向いています

  • リハビリ病院を退院したが、リハビリを続ける場所が少なく不安
  • 介護保険の訪問リハビリだけでは回数・時間が物足りない
  • 麻痺側の機能をできるだけ維持・改善したい
  • 「歩く距離を伸ばしたい」「外出したい」など具体的な目標がある
  • 自主トレーニングが続かない、正しくできているか不安
  • 家族として、本人へのサポート方法を知りたい

Avensでできるサポート

Avensは、理学療法士が運営する自費訪問リハビリサービスです。脳血管疾患後のリハビリは、私が専門領域のひとつとして取り組んできた分野でもあります。ご自宅にお伺いし、ご本人の状態と目標に合わせて、次のようなサポートを行っています。

  • 脳卒中後の体の状態と生活環境を踏まえたリハビリプランの作成
  • 麻痺側の機能維持・歩行・日常動作の練習
  • 無理のない自主トレーニングの提案とフォロー
  • ご家族への介助方法・声かけのアドバイス
  • 介護保険サービスやケアマネジャーとの目標共有・調整

「退院後どう進めればよいか分からない」「まず話だけ聞きたい」という段階のご相談も歓迎しています。

注意点

脳卒中後のリハビリは、医療機関での治療・管理と並行して行うことが前提です。次のような場合は、運動を控えて主治医や医療機関にご相談ください。

  • 強い頭痛・しびれの増悪・ろれつが回らないなど、再発を疑う症状がある
  • 急な血圧の変動、強い動悸・息切れがある
  • めまい・ふらつきが強い、転倒を繰り返している
  • 主治医から運動制限の指示が出ている

とくに 顔のゆがみ・腕の力が入らない・言葉が出にくい といった症状が突然現れた場合は、脳卒中の再発の可能性があります。ためらわずに救急要請(119番)を含めた速やかな受診をご検討ください。

まとめ・相談案内

脳梗塞・脳出血後のリハビリは、退院してからの生活期をどう過ごすかが、その後の生活の質に大きく関わります。介護保険のリハビリだけでは回数が足りないと感じる場合、自費訪問リハビリは「もう一歩踏み込んで続けたい」という方の選択肢のひとつになります。

Avensでは、脳卒中後の生活に不安を抱える方やご家族のご相談を受け付けています。「自分の場合はどう進めるとよいだろう」という段階でも構いません。LINEからお気軽にメッセージをお送りください。


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執筆

最終更新:2026年5月20日

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。脳卒中後のリハビリや運動については、必ず主治医・医療機関の指示に従ってください。症状の急な変化や再発を疑う症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。



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